サントリー天然水白州工場

安心をつくる、自然の力、人の力。

自然のおいしさをそのままに。
徹底した品質管理で万全の安全体制を整えているサントリー天然水。
おいしさと安心を、どのように守っているのでしょうか。
品質管理の責任者である山口技師長に、その秘密を聞きました。

サントリー天然水白州工場 品質保証部門 技師長 山口 勝義

※2014年3月時点

インタビューに答える山口勝義
およそ20年以上の歳月をかけて、じっくりと磨かれた水なのです。
【品質管理】という部門は、日々出荷される天然水の安全性をいかに守るかということを考え、実践している部門です。私はその責任者として全体を統括する役割を担っています。そうした立場から、サントリー天然水がなぜ安全なのかと言うと、まず自然の力があげられます。
雄大な甲斐駒ヶ岳をはじめとする標高3000m級の山々が連なる南アルプスの雄大な自然。
その山麓の地中深くから天然水を汲み上げているのです。山々に降った雨や雪がおよそ20年以上の年月をかけて、天然水になっていきます。
ゆっくりゆっくりしみ込んでいくことで、水が清冽に磨かれていく。長い年月をかけて、地層の中を様々なルートを辿って降りていきます。しかも、南アルプスは主に花崗岩層で形成されていて、これが自然の濾過装置の役割を果たします。そのような時間をかけて自然濾過された天然水、それを可能にする高い標高の山々と花崗岩層。ナチュラルな天然水を生むための環境が、恵まれた形で整っているのです。
水の品質チェックを行う女性
分析機器では感知できない微細な変化を、人の力が嗅ぎ分ける。
安全な水を生むもうひとつの要素が人の力です。
天然水は、ビールやワインのように味を足したり引いたりするのではなく、余計な雑味のないそのままの味を追求していきます。従って、わずかな匂いも感知しなければなりません。
化学的な分析や微生物検査などで安全性を確認しますが、分析機器では感知できない微細な変化は、人の五感による官能検査によって嗅ぎ分けます。
そうした、ごくわずかな匂いを感知する能力を先天的にもっている方がいるのです。
分析機器以上なので本当にすごい能力です。
この能力を持っている方を選抜してさらに訓練を重ね、プロフェッショナルな官能検査員に育成し、極めて高い安全性を確保しています。
インタビューに答える山口勝義
天然水の安全を守る環境保全も、私たちの使命です。
さらに、サントリー独自の基準項目を設け、分析・検査を行っています。基準項目は、水道法の水質基準である51項目を大きく上回る約200項目を設定。わずかな水質の変化も見逃さない万全の安全体制を施しています。
いま、大きな懸案となっている放射性物質に関しても、ゲルマニウム半導体検出器を使用した専門的な分析を継続的に実施。常に安全性を確認しています。また、工場の水源涵養エリアの森にサントリーが自ら保全活動を行う領域を設定し、「天然水の森 南アルプス」として、地下水を育む森を整備しています。その森は、180haに及びます。
自然の力と人の力を結集した品質への徹底したこだわり。そのすべては、お客様に安全・安心でおいしい天然水をお届けするためなのです。
山口勝義
マイスタープロフィール
1982年サントリー株式会社に入社。ビール事業、ロジスティクス推進部などを経て、2001年より食品事業の品質管理業務に従事。2009年からサントリー天然水白州工場品質管理部門技師長として「サントリー南アルプスの天然水」の品質を守っている。