ウォーターサーバーの水のストックはどこに収納する?NGな保管場所も紹介
ウォーターサーバーは、スイッチ一つ押すだけで冷水や熱湯が出る便利なものです。しかし、ストックの水を収納する場所をどこにすればいいのか悩む方も少なくありません。
本記事では、ウォーターサーバーのストックの収納におすすめの場所と収納には向いていない場所を解説します。また、ストックの水を収納する方法も紹介しているのでウォーターサーバーの水の置き場所に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ボトルの種類とお水の容量
ボトルの種類や水の容量によって、収納できる場所や方法は異なります。まずは、ボトルの種類や容量を確認しておきましょう。
ボトルの種類
ウォーターサーバーのボトルは、次の4種類があります。
・ワンウェイボトル
ワンウェイボトルはペットボトルと同じ素材を使用しているボトルです。繰り返し使用できないため、空になったらリサイクルゴミや家庭ゴミと一緒に処分します。
・厚手ビニールパック
厚手ビニールパックはワンウェイボトルの一種で、使用後は折りたたんでコンパクトにして捨てられます。
・バッグインボックス
バッグインボックスは、水を詰めたポリエチレンバッグなどをダンボールに入れている容器です。ダンボールで包むことにより、日光や外気の刺激から水が守られます。
・ガロンボトル
ガロンボトルは、再利用を前提にしたプラスチック製のボトルです。配送ドライバーが新しい水を届けてくれる際に空のボトルを回収してくれます。ゴミが発生しないので環境に優しい容器です。
お水の容量
5リットル以下の水は軽くて持ち運びに便利ですが、容量が少ないので交換頻度が高くなります。8リットル以下の水は、重さも交換頻度も丁度よいサイズです。
サントリー天然水ウォーターサーバーの場合、水の容量は7.8リットルなので持ち運びやすく、頻繁に水を交換するなどの手間がかかりません。12リットルの水は、交換頻度は少ないものの、力が弱い女性や高齢者とっては運びにくいでしょう。
お水の収納におすすめな場所
ウォーターサーバーの水を収納する際におすすめの場所を解説します。
ウォーターサーバーの真横
水の収納におすすめの場所はウォーターサーバーの真横です。真横にストックの水があれば、すぐに新しいボトルに取り換えられます。また、在庫の水がどれくらいあるのかを一目で確認できるので、次回の注文数の追加などの調整をしやすいでしょう。
ただし、室内のインテリアの雰囲気を壊してしまう可能性があります。ウォーターサーバーの真横に水をストックするなら、そのまま置くのではなく、専用のラックを置いたりボトルを隠したりするなどの工夫も検討しましょう。後ほど解説する収納方法のアイデアを参考にしてみてください。
取り出しやすい場所
ストックの水をウォーターサーバーから離れた場所に置く場合は、取り出しやすい場所を選びましょう。ウォーターサーバーのボトルの大きさは、メーカーによってさまざまな種類があります。
12リットルタイプなどの容量が大きいボトルを選んだ場合は、ウォーターサーバーから遠い場所に保管すると持ち運ぶのが大変です。また、床に重いボトルを直置きすると持ち上げるのに一苦労します。ストックの水は、キャスター付きの台やラックを使用して収納するなど床に直置きしない工夫を考えておくことをおすすめします。
クローゼットの壁際
クローゼットの中にスペースがあるなら、クローゼット内の壁際に保管するのも良いでしょう。壁際にボトルを収納することでクローゼット内のデッドスペースも有効活用できます。
また、クローゼットの扉を閉めることでストックの水は外から見えなくなるため、室内のインテリアの雰囲気を壊す心配もありません。ただし、クローゼットの扉を閉めっぱなしにしておくと、内部に湿気が溜まりやすくなります。水の品質を損なわないためにも定期的に扉を開ける、除湿剤を置いておくなど、高温多湿にならないように対策しておきましょう。
玄関・廊下
再利用が可能なガロンボトルを使用している場合は、水の保管場所を玄関や廊下にするのも有効な手段です。水のボトルは玄関から受け取る場合が多いので、玄関先のスペースに水のボトルを置いておけば、配送ドライバーから水のボトルを受け取りやすくなります。また、空のボトルを返却する際、すぐに手渡せるので便利です。
ただし、玄関や廊下などにボトルを置くと、通路が狭くなる可能性があります。地震などの災害時にボトルが倒れて避難ルートが塞がれてしまうリスクもあるため、非常時の導線も含めて保管場所を考えておきましょう。
お水の収納がNGな場所
ウォーターサーバーの水を収納するのにおすすめの場所でも、次のような条件が当てはまる場所は避けましょう。
直射日光・高温多湿の場所
ウォーターサーバーの水は、直射日光や高温多湿の場所に保管しないようにしましょう。水のボトルは、直射日光や高温多湿の環境に長時間置くことで、ボトルが劣化するリスクや、水が変質してしまう可能性があります。水が変質すれば、本来のおいしさが失われてしまうかもしれません。
ストックの水の収納場所としておすすめできないのは、洗面所や浴室、窓やベランダ、暖房器具のそばです。直射日光が当たりやすかったり、高温多湿になりやすかったりするため、水のボトルを保管する場所には向いていません。ストックの水は、直射日光が当たらない風通しのよい場所を選びましょう。
においの強いものがある場所
ストックの水は、においの強いものがある場所を避けて保管しましょう。水のボトルはプラスチックやビニール素材が使用されていることが多いため、においが強いもののそばに長時間置くと、においが移ってしまうリスクがあります。また、ボトルだけでなく、密閉された水にもにおいが移る可能性があるので注意が必要です。においの強いものの例は、次のとおりです。
・漬物や味噌などの発酵食品
・線香
・防虫剤
・灯油やガソリン
・ペンキなどの塗料
クローゼットに防虫剤などを置いている場合、水は別の場所に保管した方が安心です。
屋外の物置
屋外の物置はウォーターサーバーのストックの水を収納する場所に向いていません。ボトルは密閉性が高いため、非常時の水として使用できます。非常用の水で使うなら、直射日光を避けられる屋外の物置に保管しようと考える方も少なくないでしょう。
しかし、屋外の物置は直射日光が当たるのを避けられますが、熱や湿気がこもって高温多湿になりやすく、ボトルの劣化や水の変質などのリスクがあります。さらに、物置の隙間から害虫が侵入してくる場合もあるため衛生的なリスクも高まります。ストックの水は室内に収納することが大切です。
お水の収納方法
ストックの水を保管する場合、どのような収納方法があるのか、以下で具体的な収納のアイデアを紹介します。
ラックを使って収納する
ウォーターサーバーの水をストックする際は、ラックを使って収納する方法もあります。バッグインボックスであればそのまま縦に積み上げて収納できますが、その他の容器の場合、積み上げて収納するのはむずかしいです。バッグインボックス以外の容器を縦の空間を使って収納する場合、ボトルを寝かした状態で縦に保管できるようなラックを選ぶと安全に収納できるでしょう。
ただし、市販のラックを使用する際は水のボトルサイズを考慮して、容器に合ったものを選ぶことが大切です。
積み重ねて収納する
ストックの水は、積み重ねて収納するのも一つの方法です。ダンボールに水が入れられているバッグインボックスなら、積み重ねて収納しておけます。サントリー天然水ウォーターサーバーの水もダンボールに入っているため、積み重ねて保管できて便利です。
また、水のボトルは、ダンボールに入ったままウォーターサーバーにセットできるように設計されているため、ダンボールからボトルを取り出す手間がかからずに、すぐに交換できる仕組みです。ボトルの材質はポリエチレンバッグなので、空になったら折りたたんでコンパクトに丸められます。かさばらない上に使い切りタイプなので衛生面も安心です。
収納グッズを利用する
ストックの水は、専用のラックを使用する以外に、市販されている収納グッズを使う方法もあります。水のボトルの大きさに合わせたサイズの収納グッズを活用すれば収まりがよく、室内もすっきりした収納に見せられます。
市販の収納グッズを購入する際は、ドリンク類の重いものを収納できるラックやワゴンなどを選びましょう。例えば、ステンレスなどの金属製のラックや木製のシェルフなどが挙げられます。ウォーターサーバーの真横や玄関・廊下などに収納する場合は、デザイン性の高いものを選ぶといいでしょう。
サントリー天然水
ウォーターサーバーチーム
南アルプスの天然水を、ご家庭でも。サントリー天然水 ウォーターサーバーチームでは、天然水ライフの楽しみ方や最新の情報を発信していきます。