ウォーターサーバーの置き場所を決める際のポイントと注意点
ウォーターサーバーの利用を検討する中で、気になるポイントの一つが置き場所についてです。
いつでもおいしい冷たい水とお湯どちらも出るのがウォーターサーバーの便利なポイントですが、冷蔵庫などとは別に場所を確保することが必要です。
この記事では、ウォーターサーバーの置き場所を考えるときのポイントや、「キッチン」「リビング」「寝室」などそれぞれの場所に設置するメリットとデメリットについて、詳しくお伝えします。
ウォーターサーバーの置き場所を決める2つのポイント
ウォーターサーバーの置き場所を決める上では、次の2つのポイントを考えることが大切です。
1. 家族構成
2. ウォーターサーバーの種類と大きさ
①家族構成
家族構成は、ウォーターサーバーの置き場所を大きく左右します。
たとえば一人暮らしでウォーターサーバーを使うのと、子供のいる家庭とでは、ウォーターサーバーの置き場所を考える視点が変わってくるからです。
1)複数人で暮らす家庭
家族や、子どものいる家庭で考えるべきポイントは、家族全員にとっての使いやすさです。
例えば乳児がいる家庭で、ミルクが必要の場合はウォーターサーバーから出る温水はとても便利です。ミルクを利用する頻度が高い場合は、キッチンにサーバーを設置すると利便性を高めることができます。
それ以外の例として、家族全員が手軽にお水を飲めるようにしたい場合はリビングに置くことで、食事中や団らんの時間、あるいは子供の水筒やマグを持って出かける際も便利です。
また、コーヒーやお茶、料理でウォーターサーバーを使うことが多ければキッチン付近に設置すると良いでしょう。
2)一人暮らし
一人暮らしでウォーターサーバーを使うときの一番のメリットは、「自由度が高い」こと。
基本的に、自分の生活スタイルに合わせて置き場所を考えることができます。
料理にも使いたい場合にはキッチン、ソファやテレビを見ながらリラックスしたい人にはリビング、寝起きに水を一杯飲みたい!という健康志向の方には寝室など、使い方に合わせて置き場所をカスタマイズできることが特徴です。
MEMO
ウォーターサーバーの置き場所には、家族構成を考えると便利
一人暮らしなら、自分の生活スタイルに合わせて自由にカスタマイズできるというメリットがある
家族と一緒に暮らしているなら、「家族全員」の使い勝手に合わせて、「リビング」や「寝室」に置くのがオススメ!
②サーバーの種類と大きさ
ウォーターサーバーの置き場所を考えるときのポイント2つ目は、ウォーターサーバーの種類と大きさです。
ウォーターサーバーには「床置き型」と「卓上型」の2種類がります。
1) 床置き型
ウォーターサーバでもっともポピュラーなのが、この「床置き型」のウォーターサーバー。縦に長く、土台などを設置せず、そのまま床に直接置けることが特徴です。
一般的な床置き型ウォーターサーバーのサイズは、下の通りです。
・高さ:100cm~130cm
・横幅:25cm~40cm
・奥行:35cm~45cm
サントリーの床置き型ウォーターサーバーは「高さ124cm×横幅37cm×奥行45cm」で、新聞片面のさらに約半分のスペースで設置することができます。
床置き型のメリットは、土台などを用意する必要がないこと。また、高さが大人の胸の位置くらいになるため、利用時にしゃがむ必要がなく使いやすい点も挙げられます。
デメリットとしては、設置する際に、スリムとはいえある程度のあるスペースが必要となることが挙げられます。なお、放熱や安全のため、冷蔵庫と同じようにウォーターサーバーと壁との間に、10-15cmの隙間を空ける必要があります。
2) 卓上型
もう一つは「卓上型」のウォーターサーバーです。
その名の通りダイニングテーブルやキッチンのカウンターに置くことを想定してつくられているため、床置き型のウォーターサーバーに比べてさらにコンパクトなのが特徴です。
卓上型ウォーターサーバーの一般的なサイズは、以下の通りです。
・高さ:50cm~60cm
・横幅:25cm~35cm
・奥行:40cm~50cm
なお、サントリー天然水専用卓上型冷水型ウォーターサーバーは「高さ57cm×横幅32cm×奥行42cm」です。
このタイプのメリットは床置き型のウォーターサーバーを設置するのに適した場所がなくてもサーバーを利用できる点です。
一方で、卓上型ウォーターサーバーを使うには、卓上にスペースがなければいけません。また機種によっては本体を支える土台の設置が必要な場合もあります。
MEMO
ウォーターサーバーには、「床置き型」と「卓上型」の二種類がある。
もっともポピュラーなのは、「床置き型」。高さはあるが、インテリアとしても使うことができる。
ダイニングテーブルの上など、コンパクトにウォーターサーバーを使いたい方には「卓上型」がオススメ。設置方法などの事前確認を忘れずに。
ウォーターサーバーおすすめの置き場
ポイントを踏まえた上で、ウォーターサーバーの設置場所ごとのメリット・デメリットを紹介します。ウォーターサーバーを誰が・どんな目的で使うかをイメージしながら、どこに置くと良いかを検討してみてください。
キッチン:食器置き場や調理場の近くで便利
キッチンに置くメリットとデメリット
メリット
朝食時など、食事の用意と合わせてコーヒーやスープの準備を行いやすい
料理に使いたいと思ったときにも便利
グラスやカップはキッチンに収納されていることが多いので、移動が少なく済む
デメリット
リビングとキッチンの距離が少し離れていると、リビングにいる時に不便
食器棚、家電などでスペースが狭い場合が多い
リビング:一番長い時間を過ごす場所
リビングに置くメリットとデメリット
メリット
長い時間すごす場所なので、飲み水をいつでも近くに確保できる
スタイリッシュなインテリアとしても活用できる
デメリット
部屋の大きさによっては、圧迫感が出てしまう場合もある
寝室:起床・就寝時に水や白湯を飲む習慣がある人に
寝室に置くメリットとデメリット
メリット
起床後や就寝前などに水や白湯をすぐに飲むことができる
デメリット
静かな寝室では、コンプレッサー音が気になる可能性がある
ボトルの置き場所はどこがいい?
ウォーターサーバーの置き場所にプラスして、導入の前に準備しておきたいのが「ストック」(ボトル)の置き場所。
基本的には、ウォーターサーバーの置き場所と同じく「通気性がよく」、「水平な場所」に置くことが大切です。
置き場所としてもっともポピュラーなのは、ウォーターサーバーの横に置くことです。ただしリビングなど、インテリアに合わない場合はキッチンや納戸など、別の場所を確保すると良いでしょう。
ウォーターサーバーを安全に利用するためのポイント
せっかく導入を決めたウォーターサーバーは、安心安全に使いたいもの。
実際にウォーターサーバーを安全に設置するには、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。次の4つのポイントをチェックしましょう。
1. コンセントまでの距離が近いこと
2. ウォーターサーバーと壁の間は10〜15cm空ける
3. 床が水平であること
4. 通気性のよい場所を選ぶこと
①コンセントとの距離
まず気を付けたいことは、「コンセントとの距離が近いこと」です。ウォーターサーバーからの距離が遠すぎると、コンセントに強い負荷がかかって断線の原因になる場合があります。
もし設置を考えている場所の近くにコンセントがない場合は、延長コードを使用するなどして、安全性を高めていきましょう。
②ウォーターサーバーと壁の間は10〜15cm空ける
次に「ウォーターサーバーと壁の間を10-15cmの間を空ける」こと。これには、次の3つの理由があります。
・放熱ができず、機械の故障の原因になること
・ウォーターサーバーの微振動が、騒音の原因になりうること
・背面の掃除がしづらいこと
放熱はもちろん、背面の掃除については、ウォーターサーバーを長く安全に使うために重要です。ウォーターサーバーを置くときは、必ず一定のスペースを確保しましょう。
③床が水平であること
3つ目のポイントは、平らな場所に設置することです。
もし、傾いた床や不安定な場所にウォーターサーバーを置いてしまうと、サーバーが転倒し、機械の故障やけがの原因になる可能性もあります。
④通気性のよい場所を選ぶこと
4つ目のポイントは、ウォーターサーバーを「通気性のよい場所」に置くこと。高温多湿の場所や、直射日光があたる場所にウォーターサーバーを置くことは避けましょう。
これには、3つの理由があります。
・高温多湿だと、水質が悪化しやすい
・機械が劣化し、故障の原因となる
・冷却に必要な電気量が増える
こうした懸念点を避けるために、なるべく通気性のよい場所にウォーターサーバーを置くように心がけましょう。
まとめ
①まとめ
さて、ウォーターサーバーの置き場所を考えるときに大切なポイントのまとめは、以下の通りです。
POINT
1. ウォーターサーバーの置き場所には、「家族構成」と「種類・サイズ」を考えることが重要
2. オススメのウォーターサーバーの置き場所はキッチン、リビング、寝室
3. ウォーターサーバーを安全に置くには、「コンセントとの距離」や「余裕のあるスペース」などに注意しましょう
ぜひこれらのポイントを押さえて、快適なウォーターサーバーのある生活を送ってください。
ここまでの説明に加えて、ウォーターサーバーの置き場所をまだ見てみたい!方は、ぜひこちらページもチェックしてみてください。
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